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アメリカ政府が日本製鉄による買収を審査中

上院議員が日本製鉄の買収を批判

日本製鉄が買収を計画しているアメリカの大手鉄鋼メーカー、USスチールについて、買収が完了した際には会社の幹部が高額の報酬を受け取る可能性があることなどを批判する書簡を民主党の上院議員2人が連名で送りました。

この書簡はエリザベス・ウォーレン上院議員とシェロッド・ブラウン上院議員が2日付けでUSスチールのブリットCEO宛に送ったもので、議員2人はブリット氏が日本製鉄による買収完了後に7200万ドルの高額な報酬を受け取る可能性があると指摘し、労働者を犠牲にしてみずからが潤うことになると批判しました。

また、日本製鉄についてもアメリカの鉄鋼業を長期的に支援することを約束しないという労働組合の懸念を高めたとしています。

買収審査の進展と今後の見通し

日本製鉄によるUSスチールの買収を巡ってはアメリカ政府の対米外国投資委員会が審査を進めており、一時はバイデン大統領が委員会の勧告を踏まえて買収の阻止を発表すると報じられていました。

先月中旬までに日本製鉄が計画の再申請を行ったため、委員会の判断は大統領選挙後になるという見方が出ています。

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