ウクライナにおけるAI技術の実践
急速に開発が進むAI=人工知能の軍事利用が加速しています。
戦争の形を変えつつあるAI兵器の実態に迫ります。
ロシアによる侵攻から2年半以上が経過したウクライナの戦場。
実は今、AIの技術を用いた新たな兵器の実験場となっているのです。
戦場を四足歩行で進むロボット犬は、実際にウクライナ軍が前線に投入しているもので、兵士の代わりに敵の塹壕の偵察や地雷探知を担い、危険地帯への弾薬や医薬品の運搬も可能とされています。
AI兵器の法的規制と国際的な対応
火薬、核兵器に次ぐ第3の軍事革命とされるAI兵器。
国際的な規制がない中、今、大国間の開発競争が激化しています。
国連のグテーレス事務総長は2026年までに究極のAI兵器とされる自律型致死兵器システムを法的に禁ずる枠組みを創設するよう加盟国に求めています。
新たな脅威への対応が急がれています。