失われた30年と非正規雇用の現状
失われた30年の中で、かつて日本社会の特徴とされてきた分厚い中間層は消滅しました。
非正規雇用の割合は2023年には37.1%まで上昇しています。
非正規雇用は雇用の調整面とされる傾向があり、平均給与も正規の4割程度に抑えられています。
失われた30年や格差の拡大に問題意識をお持ちの石破総理は、非正規社員が、非正規雇用が主流になりつつ現状を放置していいものとお考えでしょうか。
派遣法改悪の影響と労働者の声
安倍政権下の平成27年に労働者派遣法が改悪され、企業はいつまでも、労働者派遣の受け入れを継続することが可能となりました。
その際、あまりに乱暴な強行採決で、泣き出した傍聴席の派遣女性たちに向けて、