少年院での職場体験の概要
大阪のある施設で大学生たちに向けた職場体験が行われました。
普段はあまり目にする機会のない意外な場所でした。
今回の体験の場所は罪を犯した少年たちを収容し、更生を促すために矯正教育を行う少年院です。
大阪府茨木市にある浪速少年院では、窃盗や傷害、薬物使用などの事件を起こした15歳から20歳までの少年たちおよそ50人が収容されています。
今回は彼らの先生として働く職員、法務教官の仕事を間近に見学し、体験することとなりました。
法務教官不足と大学生の役割
法務教官の志願者は2017年を期に減少しており、少年院に閉鎖的なイメージが先行していることなどからなり手不足の解消が急がれています。
大学生がこうした現場に足を運ぶことで、少年たちの想いや現場の声を聞き、理解を深めることができる大きな経験となったでしょう。
学生たちが持ち帰ることができる教育的価値は計り知れないものがあると考えられます。