日本被団協の受賞とその背景
ことしのノーベル平和賞は、被爆者の立場から核兵器廃絶を訴えてきた日本被団協・日本原水爆被害者団体協議会が受賞することになりました。
日本のノーベル平和賞受賞は、1974年の佐藤栄作元総理大臣以来、50年ぶりです。
日本被団協は、広島や長崎で被爆した人たちの全国組織で、原爆投下から11年後の1956年に結成されました。
68年間、被爆者の立場から核兵器廃絶を世界に訴える活動を続けてきました。
受賞理由とその影響
ノルウェー・ノーベル平和委員会は、日本被団協の受賞理由について、核兵器のない世界を実現するための努力と、核兵器が二度と使用されてはならないことを証言によって示してきたことが評価されたと説明しています。
日本被団協の受賞は、世界平和と核廃絶の重要性を再認識させる象徴的な出来事として、多くの人々に受け止められています。