中国軍による大規模な軍事演習の実施
台湾周辺で再び緊張が高まっています。
こちら、台湾を取り囲むように赤く示された範囲ですが、中国軍はけさ、この海域で軍事演習を開始しました。
中国軍による同様の訓練は、台湾独立派とみなす頼総統が就任した直後の5月以来で、圧力を強めています。
ミサイルの発射準備が進められているような様子に、空母から艦載機が飛び立つ場面も。
今回の大規模な軍事演習、その範囲は、台湾をほぼ取り囲む形となっています。
頼総統、中国の脅威に対抗する姿勢
台湾の頼総統はSNSで、地域の平和と安定を破壊し、周辺の国々を武力で脅迫し続けるものだと非難しました。
頼政権としては、両岸関係の現状維持を強調し、地域の平和と安定を破壊しているのは中国だと訴えて、国際社会の支持を集めたい考えです。
その上で中国に対し、引き続き対等な立場での対話を求めていく構えです。