最低賃金引上げと労働分配率の重要性
石破総理は最低賃金を2020年代に全国平均で1500円まで引き上げることを目指す考えを示し、経済全体をコストカット型から付加価値を生み出す型に変えることを強調しました。
具体的には、労働者の賃金の取り分を増やし、労働分配率を引き上げることが賃金の上昇を実現する道であると述べました。
物価変動への対応と施策の検討
また、物価の変動に伴い実質賃金がマイナスに転じたことに対しては、給付金の対象を広げることを含む必要な対策を検討する意向を示し、今後の臨時国会で具体的な施策を進める考えを示しました。
石破総理はこれらの政策を通じて、賃金上昇と経済の健全な成長を促進することが重要であると強調しています。