イスラエル軍の攻撃による死者数の増加
中東情勢に関する最新情報です。
パレスチナのガザ地区で、イスラエル軍によるイスラム組織ハマスの掃討作戦が続く中、ガザ地区の当局は19日、北部への空爆で子どもや女性を含む、少なくとも73人が死亡したと発表しました。
一方、イスラエル軍は、数字は誇張されていると否定し、ハマスの拠点を正確に攻撃していると強調しています。
人道的危機と支援物資の不足
ガザ地区の保健当局は19日、これまでの死者が4万2519人に上ると発表しました。
支援物資の搬入も滞っていて、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)は、北部では食料や水、毛布などが足りず、病院でも燃料と医薬品が不足している危機的な状況だとしています。