時事ニュース

上海の日本人学校では子どもの安全を確保するために対策が実施されている。

深センの日本人学校における通学の不安

日本人の男子児童が男に刺されて亡くなる事件から1カ月が過ぎた中国。

各地の学校では警戒が続いています。

先週登校が再開された深センの日本人学校では徒歩での通学は控えさせており、通学を怖がる児童のためオンライン授業も併用している状況です。

現地の日本人からは身を守るために刃物を握る手袋を手に入れているなど、不安や怒りの声が上がっています。

特に深センでの事件を受けて、小中学校や幼稚園では厳重警戒が取られています。

上海の少年野球チームでの安全対策

その中で、上海の少年野球チームではグラウンドは施錠され、子どもや女性がトイレに行く際には男性が付き添うなど、対策を強化しています。

保護者も子どもたちに日本語を外で使わないように指導したり、ランドセルの使用をやめさせたりするなど、さらなる安全対策を講じています。

事件の背景が明らかにされない中で、親たちは不安と戦いながら、中国で子育てをする難しさを感じています。

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