衆議院選挙結果と与党の現状
与党が過半数を下回る結果となった衆議院選挙。
極めて厳しい審判をいただいた石破総理大臣は、一夜明けて続投し、自民、公明両党による連立政権を維持していく考えを示しました。
自民党が小選挙区と比例代表を合わせて191議席、選挙前から50議席以上減らしました。
公明党も議席を減らし、両党で215議席と、目標としていた過半数の233議席を下回りました。
与党が過半数を下回るのは、民主党政権が誕生した2009年以来です。
石破総理の政策提案と今後の方針
石破総理大臣は記者会見で、党から議員に支給される政策活動費の廃止や、調査研究広報滞在費の使途の公開、改正政治資金規正法に基づく第三者機関の早期設置を検討し、党派を超えた議論を実施する考えを示しました。
また、補正予算案の編成に向けて、党派を超えて優れた方策を取り入れ、意義のある経済対策を実施する必要があると述べました。