須藤被告の証言と無罪主張
紀州のドン・ファンと呼ばれた資産家・野崎幸助さんの殺害事件に関する裁判が進展しています。
本日、元妻の須藤早貴被告に対する被告人質問が法廷で始まりました。
須藤被告は、黒のスーツ姿で登場し、50歳以上年のかけ離れた男性との出会いや、いびつな夫婦関係について、弁護人の問いに対してはきはきと答えました。
須藤被告は、2018年に和歌山県田辺市の自宅で、野崎さんに致死量を超える覚醒剤を摂取させて殺害した罪に問われています。
彼女は、「私は社長を殺していませんし、覚醒剤を飲ませたこともありません」と無罪を主張しています。
証拠と今後の裁判の行方
証拠が不足する中、検察側は今までに28人の証人尋問を実施し、状況証拠を強調しています。
須藤被告が財産目当てで婚姻したとの疑惑も浮上しており、彼女が遺言書の文例を検索していたことや、薬物関係の検索履歴が明らかになっています。
これらの要素が、裁判の行方にどのように影響するのか、今後の展開が注目されます。