ブータンの温室効果ガス対策とウルトラマラソンの開催
ヒマラヤ山脈のふもとにあるブータンについてのニュースです。
ブータンは環境問題に長年取り組んでおり、温室効果ガスの吸収量が排出量を上回るカーボンネガティブを実現しています。
しかし、世界的な気候変動によって、人々の暮らしに影響が広がっています。
こうした状況を世界に知ってもらうため、ブータンではウルトラマラソンが開催されました。
アメリカやドイツなどから集まった選手たちに、気候変動が国内で起きている異変を体感してもらうことが目的です。
選手たちの声とCOP29での国際協力の必要性
選手たちは5日間のレースを通して、気候変動の影響を実感し、その後SNSなどで声を上げ始めました。
気候変動対策を話し合う国連の会議、COP29が開かれる中、ブータン一国の努力だけではなく、国際的な協力が不可欠であることが改めて強調されています。