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G20首脳会議で中国の習近平国家主席が存在感を強調、バイデン大統領の影が薄れる。

G20首脳会議の概要とバイデン大統領の姿

ブラジルで開かれたG20=主要20か国の首脳会議は閉幕しました。

国際協調を重視してきたアメリカのバイデン大統領の退任を控え、中国が存在感を高めています。

19日、G20=首脳会議の集合写真に笑顔で収まったアメリカのバイデン大統領。

集合写真の撮影は通常期間中に1回ですが今回は2回行われました。

バイデン氏は初日の撮影に遅刻し不在のまま撮影が終了。

中国の習近平主席の外交活動と国際情勢の変化

一方、どの写真でも最前列に立ち存在感を示していたのが中国の習近平国家主席です。

習主席は19日にもドイツ、フランスと相次いで首脳会談を行い、ヨーロッパとの関係強化の動きを見せたほか、グローバルサウスの国々と連携する姿勢も強調しました。

アメリカのトランプ次期大統領はアメリカ・ファーストを掲げ、世界のリーダー役を演じることには後ろ向きです。

国際社会は大きな転換点を迎えています。

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