遊具での事故と児童のけが
今月、福岡県久留米市の小学校で運動場に設置された遊具で遊んでいた児童が遊具の劣化が原因で地面に落下し腰の骨を折るけがをしていたことが分かりました。
事故を受けて市が点検したところほかの2つの学校の遊具でも劣化が見つかり使用を中止したということです。
久留米市教育委員会によりますと今月7日の放課後、久留米市の大善寺小学校で児童が運動場に設置された金属製のはしご状の遊具で遊んでいたところ、およそ1メートル60センチの高さに固定されているはずの鉄棒が回転し、手を滑らせて地面に落下したということです。
事故の原因と今後の対策
鉄棒が回転したのは柱との接合部分がさびで劣化したことが原因だということです。
教育委員会は管理に不備があったとして児童側に治療費を支払う方針です。
また、市教育委員会はけがをした児童とご家族におわびするとともに、今後点検を徹底し遊具の安全な維持管理に努めると話しています。