メルカリでの返品トラブルの経緯
フリマアプリ大手、メルカリの返品トラブルを巡る問題で、会社は新たな対策を公表しました。
メルカリを巡っては、商品を出品した人が購入者から壊れていると苦情を伝えられ、返品に応じたところ、全く別のものを送り返され、商品をだまし取られたとして、警察に被害届を出しました。
一連の出来事がSNSに投稿されると、同じような経験があるとか、運営会社のサポートが不十分だといった投稿などが相次ぎました。
新たな対策の内容と期待される効果
公表された新たな対策によりますと、出品者などから商品をすり替えられたといった訴えがあった場合、実際に商品を回収して確認する商品回収センターを新たに設け、きのうから運用を始めたということです。
また、被害があった場合、補償の対象を拡大することや、本人確認を行う取り引きの対象の拡大、さらに今後は、不正を検知するAIシステムの導入も予定しているとしています。
新たな対策が、トラブルを未然に防ぐ抑止力になるのか、実効性が問われることになります。