火事の概要と被害状況
札幌市の繁華街、ススキノのビルから出火し、4人がけがをした火事で、火元は、2階にある飲食店で、営業中だったと見られることが警察や消防への取材で分かりました。
関係者によりますと、ガソリンのような液体がまかれたという情報もあるということで、警察は放火の可能性もあると見て詳しい状況を調べています。
きのう午後3時20分ごろ、札幌市中央区の繁華街、ススキノにあるビルで、爆発音がして、窓から火が見えると消防に通報があり、地上6階、地下1階の雑居ビルのうち、2階と3階部分の合わせておよそ70平方メートルが焼けました。
警察や消防によりますと、火元は2階にあるガールズバーで、営業中だったと見られ、40代の男性1人が意識不明の重体となっているほか、30代と50代の男性と、20代の女性が大けがをしたということです。
けがをした4人は、この店の従業員や客などと見られています。
放火の可能性と調査の進展
関係者によりますと、店内にガソリンのような液体がまかれたという情報があるということで、警察は放火の可能性もあると見て、店内にいた従業員や客から話を聞くなどして、詳しい状況を調べています。