フォルクスワーゲンのストライキ開始
ドイツの自動車大手、フォルクスワーゲンの従業員が加入する労働組合は、工場の閉鎖などを巡って会社側と交渉を行ってきましたが、会社側の歩み寄りが見られないとして、2日、ドイツ国内で時間を区切った形でストライキを始めたと明らかにしました。
警告ストライキと呼ばれるもので、国内の複数の工場で夜までストを続ける予定だということです。
コスト削減方針と組合との対立
フォルクスワーゲンは、ことし9月、ヨーロッパでの需要の落ち込や中国のEVメーカーとの激しい競争を理由に、大規模なコスト削減を行う方針を明らかにして、組合との対立が続いています。