憲法改正の必要性と国会機能維持
憲法改正について伺います。
ことし6月に自民、公明、維新、国民民主、有志の会の5会派で合意した、緊急事態における国会機能維持のための改憲上文案をもとに、国会としての条文化作業に結論を得るべきと考えますが、総理のご所見を伺います。
また、石破総理は本年7月に出版した著書の中で、戦力不保持をうたった9条2項を削除したうえで、現在の自衛隊を国防軍に改め、憲法に明記するべきと主張されていましたが、この考えに変更はありませんか。
中山協調主義と合意形成の重要性
私はかつて、中山太郎先生が会長時代に示したいわゆる中山協調主義の考え方は、大変重要だと認識しています。
お互いの相違点があるのは当たり前です。
そのような状況を前提としながらも、議論を避けず、歩幅は小さくとも丁寧な合意形成を重ねていくことこそ、憲法審査会のあるべき姿だと考えています。