シリア内戦の現状と反政府勢力の攻勢
ロシアの侵攻が続くウクライナと、イスラエルとハマスの戦闘が続くガザ地区。
これらの間で今、もう1つの戦闘が再燃しています。
10年以上にわたって内戦が続くシリアです。
反政府勢力が攻勢を強めていて、情勢の一段の悪化が懸念されています。
事態を受けて、国連ではまもなく安全保障理事会の緊急会合が開かれます。
国際社会の懸念と国連の対応
国際社会でも懸念が高まっています。
国連では、3日に安全保障理事会の緊急会合が開かれます。
グテーレス事務総長は声明を発表。
声明の中で、シリアの人たちは14年近くも紛争に耐えており、さらなる流血ではなく、平和な未来をもたらす政治的な見通しが必要だとしています。