少子高齢化に伴う社会保障制度の改革
少子高齢化に伴う影響についてのお尋ねを頂戴いたしました。
社会保障制度については、これまでも、社会保障と税の一体改革の着実な実施など、給付と負担のバランスを図りつつ、制度の持続可能性を維持する改革に取り組んできたところです。
引き続きすべての世代で能力に応じて負担し、支え合い、必要な社会保障サービスが必要な方に適切に提供される、全世代型社会保障の構築に向け、昨年末に策定した改革工程に基づき、歳出改革を含む歳出の最適化を進めてまいります。
年金制度と非正規雇用労働者の現状
年金については、前年の物価等の変動に応じて、年金額を改定することを基本としながら、マクロ経済スライドによって調整を行う仕組みとしております。
これは保険料負担が過重とならないようにするためのものであり、必要な措置であると考えております。
非正規雇用労働者につきましては、近年では特に高齢者などの労働参加が進む中で柔軟な働き方として増加してきた面がございます。