ユン大統領の非常戒厳発表に対する抗議の広がり
韓国のユン・ソンニョル大統領が発表した非常戒厳に対する抗議が広がっています。
国会前では数百人が集まり、辞任を求める声を上げています。
非常戒厳の宣言から約6時間後、韓国国会はこの措置の解除を要求する決議案を全会一致で可決しました。
また、国防相のキム・ヨンヒョン氏は、国民に混乱と心配を与えたことに対して責任を痛感し、ユン大統領に辞意を伝えたことを明らかにしました。
さらに、大統領府の高官らも辞意を表明したと報じられています。
最大野党・共に民主党は、違憲の戒厳の宣言に基づき、ユン大統領の弾劾を求める議案を国会に提出しています。
弾劾議案提出と政権の厳しさ
弾劾議案は、24時間以降72時間以内に採決が行われる予定で、与党議員の動向が鍵となる見込みです。
この混乱の中、ユン大統領の政権運営は厳しさを増しており、彼の支持率は就任以来最も低い17%まで下落しています。
これにより、韓国の政局は今後どうなっていくのか、注意が必要です。