与党と野党の攻防
韓国の与党は、大統領の退陣に向けた協議を進めつつ、時間稼ぎを図ろうとしています。
一方、野党は弾劾を求める議案を可決されるまで、毎週国会に提出する構えで、攻防が続いています。
昨日、報道陣の前に姿を見せた特殊任務団の団長は、非常戒厳の宣言を受け、当時の状況を振り返り、キム・ヨンヒョン前国防相の名前を挙げました。
彼は大統領に非常戒厳の宣言を進言したと伝えられており、早ければ今夜にも内乱などの容疑で令状が請求される見通しであると報じられています。
次期選挙に向けた政治の動き
与党は退陣に向けた時期を示すため専門のチームを発足させ、次の大統領選挙を見据えた世論の批判をかわす時間稼ぎを試みる一方、最大野党のイ・ジェミョン代表は、公職選挙法違反の罪での有罪判決を受けたことから、選挙に立候補できなくなる可能性があるとされ、新たな選挙の動きが加速する中での政局の行方に注目が集まっています。