広島・長崎の悲劇と平和への呼びかけ
1945年8月、ここ広島、そして長崎に原爆が投下されました。
爆風と熱線、放射線によって、多くの人が犠牲になりました。
そして今も、後遺症に苦しみ続けている人がいます。
核兵器廃絶を。
平和へのメッセージがまもなく世界に届けられます。
こんばんは。
ニュース7です。
広島に、長崎、そしてノーベル平和賞の授賞式を2時間後に控えた、ノルウェーの首都オスロです。
授賞式では、日本被団協・日本原水爆被害者団体協議会の田中熙巳さんが、原爆で親族を亡くした経験などをもとに、核兵器の廃絶を世界に訴えることにしています。
田中熙巳さんのメッセージとメディアの反響
田中熙巳さんが日本被団協を代表して20分間の演説を行い、自身の被爆体験をもとに、核兵器の廃絶を訴えることにしています。
現地では地元ノルウェーをはじめ、イギリスや中東のメディアによる田中さんへのインタビューが相次いで行われています。
原爆の惨禍を身をもって経験した被爆者が語ることばに、一人一人がどう向き合っていくのかが問われることになります。