福島県訪問での視察内容
石破総理大臣は今週末の14日に福島県を訪問し、就任後初めて、東京電力福島第一原子力発電所を視察する方向で調整しています。
視察では、核燃料デブリの試験的な取り出しなど、廃炉に向けた作業の進捗や、原発にたまる処理水の海洋放出の状況などを確認する予定です。
また、除染作業で生じた土などを保管する、双葉町と大熊町にまたがる中間貯蔵施設や、避難指示が今後解除され、住民が帰って住めるようになる特定帰還居住区域を訪れることも検討しています。
復興に向けた政府の取り組み
石破総理大臣としては東日本大震災と原発事故からの復興に、政府を挙げて取り組む姿勢を強調するとともに、みずからが重視する防災対策の強化につなげたい考えです。