晩さん会での演説と受賞を祝うトーチパレード
ノーベル平和賞を受賞した日本被団協の代表団は晩さん会に臨みました。
受賞をたたえるトーチパレードが行われ多くの人が参加しました。
晩さん会はノルウェーの首都オスロのホテルで行われ、日本被団協の代表団のほか、ノルウェー王室や政府関係者など250人が出席しました。
授賞式では代表委員の田中煕巳さんが演説し、13歳の時に長崎で被爆した自身の体験を踏まえながら核兵器の非人道性を訴え、核兵器の廃絶を強く求めました。
被爆者の体験を次世代に伝える活動
トーチパレードでは亡くなった被爆者などおよそ130人が映るパネルが掲げられ、田中さんら代表委員が現れると歓声が上がり「ノー・モア・ウォー」と叫ぶ人々の姿もありました。
また、関連行事の一環として被爆者らが地元高校や大学で体験を語り、若い世代に核兵器廃絶を訴えました。