尹大統領の弾劾に対する発言
韓国の尹錫悦大統領が今日午前の談話で弾劾の動きなどに立ち向かうと述べたことに、与党の中からも反発の声が上がっていて、弾劾訴追案が可決する公算が大きくなっています。
尹大統領は談話で戒厳について戒厳の宣言は統治行為だと正当化し、その上で弾劾でも捜査でも堂々と立ち向かうと述べ、野党による弾劾などの動きに徹底的に争う姿勢を示しました。
野党の動きと造反議員の影響
こうした中、野党は今週土曜日にも2回目の弾劾訴追案の採決を行うことを目指しています。
焦点となるのは与党から造反議員が出るかどうかであり、今日の談話を受け与党代表は事実上内乱を自白する内容だったとして弾劾に賛成する意向を示しました。
与党から8人の造反が出れば可決される見込みです。