介護における移動手段の課題
看護に関しては約、月で300回の差があり、移動手段も都市部では自転車が使用できるのに対し、地方では車を使用しなければならない現状があります。
ガソリン代やスタッドレスタイヤ代、維持費が上昇しており、非常に厳しい状況になっています。
厚労大臣に移動時間が報酬に含まれているのか尋ねると、訪問介護の介護報酬は移動も含めたサービスに要する平均的な費用を考慮して設定されていると答えました。
今年度の介護報酬改定では、中山間地域や離島に配慮した報酬設定が行われています。
物価高騰に対しては、重点支援地方交付金を活用し、介護事業者に対する車両の燃料代の高騰分を支援する取り組みがされています。
地域特有の課題と国の政策
また、地域特有の課題についても国の制度を変えることが重要であると述べ、地域の判断で不便を解消できる仕組みを充実させていく考えを示しました。
介護福祉障害分野は国の政策に大きく左右されるため、国も適切な見直しを行う必要があると強調されました。