補正予算に計上された軍事費の背景と内容
今回、補正予算として過去最大の8268億円もの軍事費、防衛費が盛り込まれております。
この補正予算の中身について、まずは自衛隊等の安全保障環境の変化への的確な対応に要する経費として、8268億円を計上していると説明されました。
具体的には、自衛隊の運用体制や米軍再編のための経費が含まれており、特に中国軍機による領空侵犯や物価高、円安への対応としての必要性が挙げられています。
補正予算の緊急性と大門議員の疑問
しかし、大門議員はこの補正予算の内容について、特別な事情で緊急に必要となったものは一つもないのではないかと疑問を呈しました。
財政法第29条に基づく説明では、補正予算は主に義務的経費の不足や特に緊要になった経費の支出を目的としているため、今回の軍事費増加についても、緊急性を基にした正当化が求められます。