事件の概要と男の特徴
おととい、北九州市のマクドナルドで、中学生2人が男に刃物で刺され、女子生徒が亡くなった事件。
警察はきょう、逃走中の男の特徴を新たに発表しました。
店内の防犯カメラを詳しく解析したところ、履いていたものは黄色っぽいサンダルのようなもので、事件に関する情報の提供を呼びかけています。
また男は、レジの前に並ぶ先頭付近の数人を素通りして、列の最後尾に居合わせた2人に近づき、刺していたことも分かりました。
捜査の進展と地域の対応
捜査関係者によりますと、傷の状況などから、女子生徒は前から、男子生徒は後ろから刺されたと見られるということです。
男は、2人を刺したあと、同じ出入り口から店外へ。
店内の複数の防犯カメラの映像では、男が入店して店を出るまでの時間は、僅か30秒足らずでした。
事件発生から初めての平日となったきょう、現場近くの通学路では、地域のボランティアなどが登校中の子どもを見守るとともに、パトカーが頻繁に巡回して警戒に当たりました。