障害を乗り越えてファッションモデルへ
今、障害がある人をCMやドラマに起用したいというオファーが増え続けているといいます。
障害者がモデルになれるのか。
悩みながらも後悔したくないと挑戦する男性に密着しました。
カメラに写るのは心や体に障害がある人たち。
山形県に住む丸山聡さん30歳。
体の自由が奪われる進行性の難病を患っています。
体のバランスがうまく取れず普段は車いすでの生活。
そんな彼がファッションモデルになりました。
モデルになるきっかけは都内の企業が主催したオーディション。
約150人以上の応募があり、聡さんはオーディションを勝ち抜くため食生活を改善し筋力トレーニングにも励みました。
モデルとしての挑戦と今後の目標
聡さんは今、就労支援施設で週に4日ほど働いています。
いずれは一般の企業で働きながらモデルを続けたいという目標を持っています。
聡さんに美容などを通じて障害者を支援している企業からのウェブマガジンの仕事が入り、その撮影では自分らしく表現することがテーマでした。
彼の挑戦が、同じような境遇の人々に希望を与えることを願います。