自身の顔に向き合う日々
自分の顔や体の一部が醜いと思い込み、強い不安に襲われてしまう心の病があります。
その症状に10年もの間苦しんでいる24歳の女性を取材しました。
彼女が抱えているのは醜形恐怖症という病気。
自分の顔を醜い欠点などと思い込み、整形を繰り返しています。
家族以外、友人や職場にも病気を明かすことはできないといいます。
関東で暮らす田中真緒さんは、醜形恐怖症に悩んでいます。
自分の顔を受け入れられない真緒さんは、鏡を見続けてしまうこともあり、そのためメークに時間がかかるといいます。
治療への希望と今後の展望
整形を繰り返す真緒さんについて、医師は治すためには不安を抑える抗うつ薬の服用や自分の考え方を変えるための行動療法が有効だといいます。
真緒さんはいつか病気を治し、他人の視線を気にせずに暮らしたいと話しています。
言葉一つで相手を深く傷つけてしまうということに改めて気を付けなければならないと感じました。