経営統合に向けた基本合意と目的
ホンダと日産自動車は、きょう、基本合意書を締結して、経営統合に向けた本格的な協議に入ると発表しました。
持ち株会社による経営統合を目指す両社は、相乗効果を出していけるんでしょうか。
両社のトップがそろって臨んだ記者会見では、経営統合によりコスト削減やハイブリッド車、EVなどの相互補完を加速させる方針が示されました。
持ち株会社は両社を傘下に収める形で設立され、経営トップの社長はホンダが指名する取締役の中から選ばれる予定です。
将来的には来年6月に最終合意し、再来年の8月に持ち株会社を上場する計画もあります。
競争力向上に向けた両社の取り組み
自動車産業は現在、電動化の流れが加速しており、日本のメーカーは新興メーカーに引き離されています。
両社は、この厳しい競争の中で協力し、ソフトウェアやEVの開発を進めることで競争力を高める意向を示しました。
経営統合の成功が市場のニーズを捉える鍵となるでしょう。