軟弱地盤の改良工事の開始
アメリカ軍普天間基地の移設先となっている沖縄県名護市辺野古で、国はあすにも軟弱地盤の改良工事に着手すると発表しました。
普天間基地の名護市辺野古への移設を巡っては大浦湾側の区域で軟弱地盤が見つかりました。
国は地盤の改良工事のため設計変更を申請しましたが、沖縄県が承認せず、国が代わって承認する代執行を行い新たな護岸の整備を行ってきました。
工事の深さと安定性の確保
軟弱地盤は最も深いところでおよそ90メートルに及びますが、この深さの工事は国内で実施されたことはなく、今回国はおよそ70メートルの深さまで工事を行うことで安定性を十分に確保できるとしています。