時事ニュース

防衛省が川崎重工業に対し厳重注意を行い、関係者の処分を検討。

不正な取り引きと物品提供の実態

川崎重工業が架空の取り引きで作った裏金などで、海上自衛隊の潜水艦の乗組員に物品の提供などをしていた問題について、防衛省は先ほど、特別防衛監察の中間報告を公表しました。

川崎重工業は、取り引き業者との間で架空取り引きを行い、昨年度までの6年間でおよそ17億円を捻出。

乗組員が要望したモニターや冷蔵庫、ゲーム機の購入などに充てていたほか、ビール券や飲食の提供を行っていた可能性もあるということです。

川崎重工に対する処分と今後の対応

川崎重工は架空取り引きを繰り返した背景には、修理の際には、乗組員の協力が必要で、要望にはできるだけ応えたいとの意識が大きな動機であったことは否定できないとしています。

防衛省は、関係した乗組員について、処分を検討することにしています。

また、川崎重工を厳重注意し、すでに終了した契約について、正しい金額を算定したうえで、不当な利益があれば返納させるとしています。

関連記事

  1. JR東日本が運賃を平均7.1%値上げを申請。
  2. フロリダ州でハリケーンによる被害が広がり、死亡者が確認される。
  3. 民主党と共和党の選挙戦略
  4. 佐賀県玄海町の町長の車が燃える
  5. 東日本大震災から14年を迎え、岩手県大船渡市での山林火災が発生し…
  6. 南海トラフ地震臨時情報を受け閉鎖された和歌山県白浜町の海水浴場が…
  7. 経典の発掘と彰子の思い
  8. ユニチカが繊維事業から撤退、経営改善のための株主総会開催。

ピックアップ記事

PAGE TOP