ユン大統領に対する拘束令状の発出
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韓国のユン・ソンニョル大統領による非常戒厳を巡り、裁判所はきょう、内乱の疑いでユン大統領の拘束令状を出しました。
韓国の裁判所はきょう午前、内乱を首謀した疑いについて、合同捜査本部が請求していたユン大統領の拘束令状を認めました。
裁判所は一定の嫌疑があると認めた他、ユン大統領がこれまで3回出頭要請に応じていないことから、証拠隠滅の恐れがあると判断したとみられます。
現職の大統領に拘束令状が出されるのは初めてで、令状の有効期間は来週月曜日の1月6日までだということです。
支持派の反発と今後の動向
一方、令状が出されたことを受け、大統領の支持派が公邸の周辺に集まり拘束に反対する集会を開きました。
大統領の拘束にあたっては警備を担う大統領警護庁との衝突も懸念されています。
捜査本部は令状が認められたからには執行するのが原則だとしていて、大統領の拘束を視野に調整を進める方針です。