GX志向型住宅の特長
国土交通省と環境省は、新年度からGX志向型住宅と呼ぶ新たな省エネ性能の基準を設けて、支援を始めます。
これまでも省エネ性能が高い住宅に補助金を支給してきたのですが、基準を高くする分、支給額も引き上げます。
こちらがGX志向型住宅です。
すでに一部の住宅メーカーが販売を始めています。
屋根には太陽光パネルがあります。
壁と窓には高性能な断熱材や特殊ガラスが使われているんです。
そして、床下には1階のすべての部屋の温度を管理するヒートポンプ式の空調設備が備えられています。
補助金制度の詳細と影響
これらを満たせば、購入する際に1戸当たり160万円を国が支援します。
160万円の補助は大きいですよね。
これまでも一定の省エネ性能を満たすZEH水準の住宅や、長期優良住宅には補助金が出ていたのですが、今回、こちらで新たな基準を設けたことで、この上2つは新年度からそれぞれ減額されることになります。
国としてはより高い省エネ性能を普及させることで、住宅の脱炭素を進めたい考えがあります。