カタールによる仲介で進展する停戦協議
イスラエルとイスラム組織ハマスの間で続く停戦と人質の解放に向けた協議について、仲介国のカタールは、合意に最も近づいていると、合意への期待を示しました。
ハマス側も前向きな姿勢を示していて、合意に達するかが焦点です。
イスラエルとハマスの間の停戦と人質の解放に向けた協議は、14日も仲介国のカタールで続いていて、カタール外務省の報道官は会見で、ここ数か月で合意に最も近づいていると述べ、現在は詳細について、詰めの協議を行っている段階だと明らかにしました。
人道支援物資の増加と前向きな合意の期待
これに対してイスラエルは、ガザ地区に搬入する人道支援物資を大幅に増やし、収監しているパレスチナ人を釈放すると伝えています。
一方のハマスも、最終段階に達した今回の協議で、明確で包括的に合意することを望むなどとする声明を出し、前向きな姿勢を示しています。
協議について、アメリカのブリンケン国務長官は14日、かつてないほど合意に近づいている。
われわれはハマスからの最終的な回答を待っているところだ。
その回答を得るまでは瀬戸際の状態が続く。
回答はいつ来てもおかしくないと述べました。