韓国大統領の身柄拘束と警備状況
韓国の尹錫悦大統領による非常戒厳を巡り、捜査を進める合同捜査本部は今日午前、尹大統領の身柄を拘束しました。
尹大統領は現在、高官犯罪捜査庁の録画ができる取り調べ室で本格的な事情聴取を受けているものと見られています。
尹大統領を支援するために多くの支持者が集まっており、警察官が多数配備されるなど物々しい雰囲気となっています。
内乱を首謀した疑いで拘束令状をとっていた合同捜査本部は、午前7時半ごろ公邸に突入しました。
捜査本部が尹大統領の身柄拘束を試みるのは今月3日に続く2回目ですが、今回は大きな抵抗もなく拘束に至りました。
聴取の進展と今後の捜査方針
尹大統領の聴取には経験豊富なベテランの検事が当たり、既に200ページを超える質問書が用意されていることから、捜査本部は逮捕状を請求する意向だと報じられています。
しかし、尹大統領はこれまでの聴取に対し供述を拒否している状況です。
捜査本部は尹大統領の拘束から48時間のうちに次のステップとなる逮捕状の請求を判断する見通しです。