震災からの復興と現状の課題
阪神・淡路大震災からあすで30年です。
神戸市では、地震発生時刻の半日前に当たる先ほど午後5時46分に黙とうが行われました。
震災からの復旧・復興のため、巨額の費用を投じて市街地の再開発などを行ってきましたが、今もにぎわいの回復は進まず、自治体が負担した費用の返済も重くのしかかっています。
新たな取り組みの必要性
このため、市が所有する商業スペースはおよそ6割が売却できていません。
市の幹部は、事業が長期化し、高齢化など社会経済情勢の変化の影響も指摘したうえで、復興に向けた新たな取り組みの必要性を訴えています。