震災の記憶を偲ぶ追悼のつどい
2025年1月17日、阪神・淡路大震災から30年が経過したこの日、神戸では多くの人々が追悼のつどいに訪れ、震災で亡くなった6434人の命を偲びました。
朝早くから集まった人たちは、祈りをささげ、灯籠に寄せられたメッセージを通して、阪神・淡路大震災だけでなく、他の自然災害で被災した人や街に寄り添う思いを表しました。
特に、灯籠に描かれた「よりそう」という言葉には、全国各地で起きたさまざまな災害の犠牲者に寄り添う心が込められています。
震災の教訓を未来に伝える
15時46分には、再度黙とうが捧げられ、参加者たちは震災の記憶を胸に刻み続けます。
神戸市では、追悼式典に天皇皇后両陛下も出席し、阪神・淡路大震災からの教訓を伝え続ける重要性が改めて認識される一日となりました。
震災を知る世代と知らない世代がどのように寄り添い、教訓を伝えていくのか、今後の課題として多くの人々がその意義を深く考えています。