ユン・ソンニョル大統領の拘束とその背景
先月の非常戒厳宣言を巡って内乱を首謀した疑いで拘束された韓国のユン・ソンニョル大統領について、合同捜査本部は今日中に逮捕状を請求する方針だと明らかにしました。
ユン大統領はおととい先月の非常戒厳宣言を巡って内乱を首謀した疑いで韓国の現職大統領としては憲政史上初めて身柄を拘束されました。
ユン氏側は拘束が正当だったかを判断する審査を裁判所に申し立てましたが、きのう理由がないとして退けられました。
今後の手続きと逮捕状請求の動向
これを受け合同捜査本部は今日中にユン氏に対する逮捕状を裁判所に請求する方針だと明らかにしました。
手続きの影響で請求できる期限は延び午後9時5分までとなっています。
裁判所は逮捕状の請求を受けるとユン氏側の主張も聞いたうえで逮捕が妥当かどうかを審査することになります。
ユン氏は逮捕された場合最長で来月3日まで身柄を勾留されることになります。