クイーンビートルの浸水問題と運航再開断念
JR九州の子会社が日韓を結ぶ高速船、クイーンビートルの浸水を隠蔽していた問題で、JR九州が運航の再開を断念し日韓航路からの撤退を決めたことを受けて、クイーンビートルをリース元の会社から買い取る方針を固めたことが関係者への取材で分かりました。
船体の買い取りと今後の方針
買い取りの金額は明らかにされていませんが、船体をいったん所有したうえで今後売却先などを本格的に検討すると見られます。
JR九州の古宮社長は、日韓航路からの撤退を発表した先月の記者会見で、クイーンビートルを購入したい会社があれば譲渡も考えるし、もし、なければ廃船にするなどいろいろな方向性があるのではないかと述べていました。