トランプ大統領の出生地主義見直しに関する大統領令
大統領就任から一夜明けて、早くも政策への反発が広がっています。
アメリカの黄金時代が始まるなどと宣言し、就任初日に多くの大統領令に署名したトランプ大統領。
その1つが、出生地主義の見直しです。
アメリカで生まれた子どもには、両親の国籍にかかわらずアメリカ国籍を与える制度の変更は憲法に違反するなどとして、22の州などが差し止めを求める訴えを起こしました。
市民と州の反発の動き
大統領令などによる政策の変更に反発する声は市民からも上がっていて、その1つに出生地主義の見直しがあります。
出生地主義は、生まれた子どもに親の国籍に関係なく、生まれた場所の国の国籍を与える制度です。
アメリカでも、この制度が採用されていますが、トランプ大統領は、これを見直す大統領令に署名しました。
民主党が主導する22の州などは、この大統領令が憲法違反だとして、連邦裁判所に差し止めを求める訴えを起こしたということです。