停戦後の住民の帰宅と復興の困難
イスラエルとイスラム組織ハマスの間の停戦を受けて、ガザ地区では住民が避難先から自宅に戻る動きが広がっています。
ただ北部ではイスラエル軍の激しい攻撃でほとんどの建物が破壊されていて、生活の再建は見通せない状況です。
建物のほとんどが破壊されるなど壊滅的な被害が出ています。
NHKが入手したパレスチナのガザ地区北部ジャバリアで21日に撮影された映像では、ハマスの戦闘員が活動しているなどとして、イスラエル軍が激しい空爆や地上部隊による作戦を繰り返してきた様子が垣間見えます。
深刻な被害と生活再建の見通し
ガザ地区の当局は22日までに4万7161人が死亡し、家族全員が死亡した世帯は2000を超えると発表。
停戦が始まった後に被害の深刻さが明らかになってきており、生活の再建は依然として見通せない状況です。