笹酒祭りの由来と参拝者の様子
がん封じの寺として知られる奈良の大安寺で笹酒祭りが行われ、無病息災を願う参拝者でにぎわっています。
笹酒祭りは奈良時代に光仁天皇が大安寺を訪れた際に境内の青竹で酒を温めて飲み悪病を封じて長生きしたという故事にちなんだ行事です。
朝早くから寺を訪れた参拝者らは本堂でがん封じの祈とうを受けた後、和服姿の女性から青竹の中で温めた酒を振る舞われました。
冷え込む朝、酒で体を温める参拝者
今朝の奈良市は最低気温1.2度と冷え込みましたが、参拝者らは酒で体を温めながら一年の無病息災を願っていました。