米政策の新たな枠組み
米政策や直接支払いの在り方につきましては、今後、新たな食料・農業・農村基本法の策定や、令和9年度に向けた水田政策の在り方の検討の中で、議論を深めてまいりたいと考えております。
米価等への対応や農業者への支援の在り方についてでございますが、消費者の皆様方に米を安定的に供給し、価格を落ち着かせるため、一定期間後に買い戻すことを条件といたしますが、政府備蓄米を集荷業者に売り渡すことができる仕組みを導入いたします。
流通と需給情報の透明性
あわせまして販売状況や在庫量などに関する流通、販売事業者への調査について、昨年夏より頻度を上げて実施し、実施需給情報を消費者に分かりやすく発信するとともに、産地に対し、需給、価格などに関する情報を丁寧に発信し、産地みずからの判断のもと、状況に応じた的確な生産を行えるよう後押しをいたしてまいります。