食料自給率と種子の国内自給の現状
食料自給率と種子の安定供給についてでありますが、わが国のカロリーベースの食料自給率は38%であります。
種子の国内自給率につきましては稲は100%、麦類および大豆は99%超えておるのはご承知のとおりでございます。
種子の安定供給のため、気候変動に対応した品種や、多収性の品目種など、新規品種の導入に向けた栽培実証の支援などを行い、食料安全保障を強化いたしてまいります。
肥料の調達と国産化の取り組み
肥料に関しましては、本年の春、春用肥料の製造に必要な原料は、無事、海外からの調達を終えていると承知をいたしております。
国際情勢の変化を受けづらい構造に転換できますよう、原料を海外に依存する化学肥料の使用低減に向けた適正や、有機質肥料の活用、原料の備蓄、国産化に向けた製造施設の整備を進めてまいります。