事件の背景と容疑者の特定
JR長野駅で起きた殺傷事件で逃走していた男を特定した手法が捜査関係者への取材で新たに分かりました。
犯行後の足取りではなく現場に向かう男のルートを防犯カメラの映像などでさかのぼる前足捜査という手法です。
殺人未遂の疑いで逮捕された長野市の無職矢口雄資容疑者は、先ほど身柄を検察庁に送られました。
JR長野駅前で22日3人が刃物で襲われ市内に住む丸山浩由さんが死亡、男女二人が重軽傷を負いました。
捜査の進展と地域の反応
捜査員が押収した証拠品を手にアパートから出てきました。
これまでに凶器などは見つかっておらず、警察は矢口容疑者の自宅を捜索し証拠品を押収するなどして裏付けを進めています。
逮捕から一夜が明け、現場近くの小学校では子供たちが安心して登校する様子が見られました。