防衛力の抜本的強化に向けた検討
防衛力の強化および財源確保についてお尋ねを頂きました。
防衛力整備計画の43兆円程度という規模は、戦後最も厳しく複雑な安全保障環境に対じしていく中で、防衛力の抜本的強化に必要な水準として積み上げたものでありまして、規模ありきではございません。
引き続き、国家安全保障戦略などに基づきまして、防衛力の抜本的強化を着実に進めていく考えであり、国民の皆様方のご理解が得られますよう、今後とも丁寧な説明に努めてまいります。
財源確保と税制措置の考え方
なお、防衛力強化にかかる財源確保に関しましては、復興財源の総額を確実に確保することといたしており、流用とのご指摘は、全く当たりません。
また、防衛力の強化は、国民の命、暮らしを守るためのものであり、個人に広くひえきするものであることを踏まえまして、そのための税制措置につきましては、所得税につきましても対象とされたものございます。
こうした考え方は、現時点でも当てはまるものであり、令和5年度税制改正大綱等の基本的方向性を踏まえつつ、引き続き検討されるものと、このように考えております。