陥没現場での救助活動状況
埼玉県八潮市で、道路が陥没してから33時間以上がたちましたが、転落したトラックに乗っていた男性の救助には至っていません。
現場は今、警察車両やトラックが盛んに出入りする様子が確認され、東京消防庁や埼玉消防局の隊員らが現場に入り、クレーンを使って穴の内部を調べました。
午後6時前には穴の中の水かさが減り、救助活動が進められるようになったとのことです。
陥没した現場からは、横転したトラックや沈み込んだ電信柱などが確認されています。
消防によると、車両が引き上げられた後も、別の穴が近くに開くなどして、現場周辺では運転手の安否を気遣う声が聞かれています。
陥没の原因と地域への影響
埼玉県によりますと、現場の道路の下には1983年から使われている老朽化した下水道管が通っており、破損したことが陥没の原因と考えられています。
このような道路の陥没は各地で起きており、復旧までには時間がかかることも多いため、今後も注意が必要です。
地域住民や店舗では生活への影響を心配する声も上がっており、陥没による影響は広がっています。